ゼミ概要
演習について
現代のスポーツにおいて、組織マネジメントをめぐる問題はきわめて重要な位置を占めています。ゼミ演習では、これまでに蓄積されてきた経営組織論について概観し、組織現象の有力な説明理論について理解を深めるとともに、ゼミ生自身の関心に基づいて研究を進めるための基本的な知識、調査・分析技法等の習得をめざします。さらに、スポーツ実践の現場を意識し、実際の経験(見る・聞く・支える)をつうじて、マネジメント能力の涵養をはかります。
教育・指導の方針について
自分の頭で徹底的に考え、それを表現し、他者の評価・助言をもとにまた新たな段階で考える──この繰り返しのなかで、問題を発見し、それを解決する能力が培われてゆくのだと思います。このループをうまく回すための支援・指導が教員の役割です。学生時代のうちに、机上(理論)と現場(実践)の間を自在に往来し、問題を発見・解決できるような経営的センスを身につけてほしいと思います。
ゼミは学びの場です。同級生をはじめとするヨコのつながりはもとより、卒業生を含めた先輩、後輩などタテのつながり、さらには学外のさまざまな立場の方との交流・コミュニケーションを通じて、自分自身を成長させてほしいと思います。
研究内容について
本ゼミは「スポーツ組織論」研究室ですが、実際には下記に示すとおり、スポーツ経営・スポーツマネジメントに関わる幅広いテーマを扱っています。
- スポーツ組織のマネジメント
- 総合型地域スポーツクラブに関する研究
- 地域におけるスポーツ環境の整備(学校との連携・融合、学校開放等)
- 運動部活動の経営(外部指導者、地域展開等)
- スポーツにおける人材マネジメント(ボランティアを含む)
- スポーツ経営学の研究方法論
- スポーツ環境の国際比較 ほか
ゼミでの活動・研究内容について質問がありましたら、遠慮なくお問合せください。